デスクまわりというテーマで思い出す激務時代

今週のお題「デスクまわり」を見て、またまた苦い思い出がよみがえった。今でも、ワンオペ育児をしながら仕事をして、1~2年で全国を転勤して回るなんてギャグみたいな環境に身を置いているが、会社に勤めていた頃もそれはそれでひどかった。夜10時~の打ち合わせはザラで、深夜2時頃終わって同じく社畜の先輩と24時間営業の寿司屋でさく飯して帰るのが常だった。結婚して一人暮らしの家を出ることになった時、家の片づけを手伝いに来てくれた実母に6年前の醤油が見つかり怒られたことも今となっては懐かしい。

 

こんなズボラ&超激務会社員だったので、デスクまわりはひどいものだった。私と、机を並べる先輩のデスクの周りには書類が高く積まれていた。自分たちとしては何がどこにあるということはわかっていたが、きれい好きの上司によく怒られた。保護者会で学校に行ったとき子どものお道具箱の中を見ると、うわあ、と思うが、一方で親近感を覚える。

 

今のところ、家がある程度暮らせる状態に保たれているのは、1~2年で発生する引っ越しに追われながら、白目をむきながら行う断捨離という超荒業のおかげである。もう二度とやりたくないと毎回思うのだが、これがなくなったらどうなるのか。ミニマリストへの道は果てしなく遠い。