家族写真の残し方:写真スタジオ

子どもが生まれてから、お宮参りや七五三などには写真館で家族写真を含めた写真を撮るようになった。激務の夫はその撮影の後に仕事が入っていることも多いため、「すみません、まず家族写真から撮ってもらえますか。」と頼み、終わり次第離脱し子どもの撮影をしてもらうという、売れっ子芸能人のような扱いとなっている。ただのサラリーマンなのだが。

 

写真館で初めて写真を撮ってもらったのは上の子のお宮参りの記念だったかと思う。とりあえず家族写真と、子どもの写真を2~3枚でいいかな、と思い、何の心の準備もなく撮影に臨んだ。しかし、いざ撮影が始まると、撮影のお姉さんのテンションの高さ、赤子の注意を引くためにお姉さんが発するトゥルルルルル~みたいな謎の音、次々と着替えさせられる赤子の姿に魅せられ、すっかり自分のテンションもあがってしまった。撮影終了後、画像を見せられ、残す写真を選ぶのだが、全然選べない。どれも違って、どれもいい。結局想定よりかなりたくさん買ってしまって、初めての撮影は終わった。七五三くらいになると本人が衣装を選び始め、七五三の写真だけでなくドレスやスーツの写真も増え、ますます選べない沼にはまっていった。

 

当たり前だが、子どもはどんどん大きくなる。あの頃のこの子には、二度と会えない。日々の写真も意識的に残すようにしているが、写真館の写真も、その良さがある。お金は使ったが、後悔は全くない。

 

我が家では写真を飾るという習慣がないので、一番安い商品(今はどうかわからないが、当時はキーホルダーだった)を欲しい写真分買い、データCDを注文し、自分で印刷した写真とキーホルダーを両実家に送ったりしていた。大きく引き伸ばした写真などが要らなければ、それが一番出費が少なくて済む方法だと思う。

 

そしてデータCDだが、我が家の場合、どちらの実家も遠方だったので七五三などのイベントに呼べず、写真を送ることで報告としていた。そのため、データは早く欲しかった。撮影から1年たたないとデータを入手できないところもある中、スタジオマリオ↓なら割とすぐにデータを入手できるので、とても助かっていた。

 

 

私があのお姉さんの仕事をしたら、一日の終わりには疲れて再起不能になりそうだし、トゥルルルル~をマスターできずに先輩に怒られそうだ。世の中には本当にいろんな素晴らしいお仕事をされている方がいるものである。。