転勤族の心得

今週のお題「引っ越し」とあったのが目に留まったので書いてみる。引っ越しとあらば、呼ばれてなくても首を突っ込んでいって語りたいほど引っ越しを繰り返してきた。なんせ、転勤で一か所にいられるのは長くて2年、短くて1年なのだ。最初から1年とわかっていた時は、本の箱はあけずに暮らした。

 

何度も繰り返すうちに、転勤族の心得みたいなものが自分なりにできてきた。これから転勤族の沼に飛び込むという方がいらっしゃれば、何か参考になればうれしい。

 

1)習い事は全国規模のところが選択できればそうする

ただでさえ忙しい引っ越し前に、やめる手続きをし、新しいところを探し、というステップが入ると手間が増える。例えばスイミングだと、前の県では友達関係上、そこしかないスクールに通わせていたので、今回の引っ越しではもう一度スイミングスクールを探し、手続きする手間が必要だっただけではなくレベルがわからないからと、一度一番下のクラスから始めなければならなかった。

 

反対に、下の子が習っていたサッカーでは、引っ越し先を告げれば先生が親切に近くのスクールを探してくれ、こちらでは何も手続きする必要がなく、とても助かった。近くにスクールがないなどで、うまくいかないパターンもあると思うが、手間を一つでも削減できれば来る引っ越し当日のために体力を残しておける。

 

2)小児科、耳鼻科あたりの口コミを事前に検索しておく

引っ越しで行く先は、行ったこともない、知り合いも一人もいない土地。しかし、子どもはいつ体調を崩すかわからない。そんな時のために、小児科と耳鼻科くらいは口コミを事前に調べ、アタリをつけておくと安心だ。余談だが、わが子たちの母子手帳の予防注射のページはただ単に転勤で同じところに通い続けられないだけなのだが違う病院のハンコが並びすぎて、ドクターショッピングするタイプと思われていないかと毎回不安になり、自衛のためやたら愛想を振りまいてしまう。

 

3)県民共済的なものには入らない

転勤族は、保険を検討する時は、全国どこに行っても問題がないものにしておかないと、やめて、入り直すなど無駄が生じることになる。

 

4)収納はできるだけプラケースにする

引っ越し業者さんで変わるのかもしれないが、今のところ10回に近い引っ越しのすべてでプラケースは中に物を入れた状態で、テープで固定するなどでプラケースのまま、運んでもらえている。服などは、すぐに出てこないと困るものもあるので、中身が見える状態で新居ですぐ使えるととても助かる。

おすすめはこのカバコ。3段までつめて、つんだまま蓋があくので下のボックスの服もすぐに取り出せてとてもいい。子供たちの服はすべてこれで収納している。

 

5)大きなソファは買わない

毎回いろいろな家に住むので、リビングのレイアウトも様々。家具を毎回買い替えるわけにはいかないので、最低限のものを持って移動しているが、さすがにテレビ台はないとつらいし、ご飯を食べるテーブルも、ないと困る。その点、ソファは絶対大きいものがないと困るわけではない。

我が家ではこれを買って、どのようなレイアウトでも対応できるようにしている。

 

鼻息荒く語りすぎてしまった。まだまだあるので、また別途まとめたい。