キングオブずぼら抱っこ紐:クロス抱っこ紐

抱っこ紐は、赤子連れにはなくてはならないアイテムである。

 

抱っこ紐と言えば、まず思いつくのがエルゴ。

実際にエルゴ率は非常に高いし、確かにある程度大きくなってきても比較的楽で私も持っていた。遠出などではこれに助けられることは多かった。

 

しかしそこはずぼらな私である。エルゴには腰にまとめておけるようなハンドメイドのカバーをつけていたのだが、子どもをおろしたあと、くるくるまとめてそのカバーにしまうのがどうにもめんどくさい。肩のところががっしりしているのも、ずっとつけているにはなんとなく違和感があった。

 

そんな私が悩みに悩んで購入したのが、「クロス抱っこ紐」タイプの抱っこ紐だった。(※使用は首すわり後)

これ以外にも、クロス抱っこ紐はいろいろな商品があるのでどれが良いか、ぜひ見てみてほしい。ベストみたいにずっと着けていられて、着けていることを忘れるほど。心配だった抱っこの安定感も、全く杞憂だった。

 

ただ一点、最初に届いた時、果たして不器用な私にこれを着けられるのか…と不安にはなったが、そこは安心してほしい。私ですら、何回かの練習で秒で着けられるようになった。

 

毎回くるくるしないでいい、ずっと着けておいて、抱っこが必要な時、さっと入れるだけ。洗濯もタオルを洗うように気楽。このことが、ギリギリだった育児を少しだけ楽にしてくれた。

 

あまりに愛用しすぎて、2人とも抱っこ紐を卒業したころには日焼けもし、見るも無残な見た目になってしまった。それでも機能としては全く遜色ないのがすごい。もう必要ないのだが、辛かった育児期を一緒に乗り切った相棒として変な情がわいてしまい、どうしても捨てられない。この際だから、私が死んだら棺桶に入れてもらおうと思う。