寝ない子の寝かしつけグッズ:おやすみホームシアター

上の子は、寝ないことでは定評のある子だった。寝ない子オリンピックでもあったら、かなり上位を狙えたと思う。

 

抱っこで寝かしても、布団におけない。下になった腕を抜く時に、何が何でもそれを察知する。私も初めての子だったのでよくわからず必死で、寝かせようと抱っこを始め、なんとか腕を抜けたのが4時間後ということもざらにあった。

 

下の子は、上の子が赤ちゃん返りし「あがぢゃんをだっごしないでぇぇぇ~~」と泣き叫ぶため転がしておかれがちで申し訳ないことをしたが、上の子が騒がしくて疲れるからか、個性なのか、眠くなったら勝手に寝ていた。

 

それを思うと、上の子の時もその方法でやればよかったのかもしれないと思うが、その当時の私にはそんなことを考える余裕もなかった。

 

状況を見かねた実母が送ってきてくれたのが、このおやすみホームシアターである。

これまで置かれることに必死に抵抗していた上の子が、天井に気を取られて、置かれることに大騒ぎしなくなった。そのすきをついて、出てくるキャラクターについて話しかけたり、とんとんしたりして寝かしつけに成功することが多くなった。相変わらず長く安眠はしない子だったので、夜は起こされたが4時間ゆらゆらしてからの起こされと、すっと眠れてからの起こされはかなり疲労度が違う。

 

一番のお勧めは、ワンワンとうーたんのディスク。

子どもがいない頃、小さい子がいる友人宅へのプレゼントでワンワンうーたんをリクエストされたとき、何このかわいくない犬…と不思議な生き物は…と思ってしまったことをジャンピング土下座で謝りたい。ワンワンとうーたんのおかげで救われた親がどれだけいることか。私ももれなくその一人である。