科捜研の女最終回。テレ朝許すまじ

※ネタバレ含むので、嫌な方はご覧にならないでください。

 

科捜研の女が、終わってしまった。相棒の冠城君卒業といい、テレ朝は刑事ドラマしか楽しみのない私にこの苦行を強いて何がしたいのか。

 

終わるらしいという話を聞いてはいたが、そうはいってもやっぱり科捜研はマリコさんじゃなきゃね☆的な感じでしれっと続ける、終わる終わる詐欺みたいなものかと思っていた。昨日の最終回を見る限り、やっぱり終わるらしい。またたまに特番みたいな感じで復活する可能性はあるかもしれないが。なんなら、惜しむ声にカネのにおいを嗅ぎつけてあわよくばまたシーズンものとして復活してほしい。

 

事件が起き、マリコさんが暴走し、風丘先生がお土産をもってやってきて、土門さんと神原さん、科捜研との仲間との絆にほっこりするという、毎回同じ流れの安定感。なのに、デジタル舞妓など、時々時代の先をいくテーマをぶっこんできたりして、飽きるなと思うことがなかった。沢口靖子さんはいつまでも、最後まで美しかった。土門さんとの仲が深まりそうでいつまでも深まらない&しかし仕事上では強い絆で結ばれている、というのも良かった。個人的には初期のドタバタするマリコさんが好きだったが、最近のマリコさんも空気の読めなさが加速していて良い(誉めてる)。

 

 
とりあえずこんな冊子が発売されていたので買ってみる。もう過去作が再放送されることも少なくなるのかも、と思い悲しくなった。冠城君とマリコさんをいっぺんに奪ったテレ朝は許せないが、たぶん近いうちにTELASAに入っていると思う。すべてテレ朝の思い通りなのがまた悔しい。